2023 MAY 20-21th AUTO POLIS RACE Report Rd.1
#1 モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC
意気込み
参戦3年目となるためチャンピオンを狙うべく、シーズンにかける思いは例年よりも強くオフシーズン中のシミュレータートレーニングなどに力を入れていた。
今年からタイヤが変更となったため、チームの勢力図も変わることが予想され、タイヤに合わせた車のセットアップをする必要がある。
シリーズタイトル奪取にむけ、まずまずの開幕戦。
DAY1
PRACTICE
木曜日,金曜日と練習日程があったが木曜日の開始10分のみドライでの走行で、その後は終始レインタイヤでの走行となった。
オートポリスで初めて履くタイヤだったがどのチームもスリックタイヤのテストをすることが出来ないという状況だった。
しかし雨の中でのドライビング練習の機会ととらえ、周回を重ねた。雨ではタイムが早い方だったため収穫も多かった。
自分の中では少し意外なリザルトだったが、雨での走り方が定まってきたのではないかと思う。
QUALIFY
今年からルールが変更になり、Q1、Q2に分かれ、それぞれ10分ずつの計測。Q1の結果がRACE1でのグリッド、Q2での結果がRACE2でのグリッドとなる。
Q1 P3
今シーズン初のドライでフルアタックとなり、車のセットもドライビングも定まっていない中、トラフィックに引っかかてしまいタイムを伸ばせず悔しい3位となった。
Pos. | No. | Name | Time |
---|---|---|---|
1 | 50 | 木村 偉織 | 1’38.748 |
2 | 52 | イゴール・オオムラ・フラガ | 1’39.220 |
3 | 1 | 平良 響 | 1’39.350 |
Q2 P6
フロントウィングと車高のセットアップを変更しトップタイムを狙うも、再度トラフィックに引っかかってしまいまたタイムをのばしきることができなかった。
Pos. | No. | Name | Time |
---|---|---|---|
1 | 50 | 木村 偉織 | 1’38.742 |
2 | 2 | 小出 峻 | 1’39.077 |
┊ | ┊ | ┊ | ┊ |
6 | 1 | 平良 響 | 1’39.621 |
RACE 1 P2
予選日の夕方に行われた。
3番手という十分優勝も狙える位置からのスタート。
スタートを無難にきめると、2番手スタートの選手がストールしたため自動的に2位にポジションアップ。
トップを狙うために猛追を開始するものの、ペースが足りずトップの選手に全くついていけなかった。
その後は後ろの選手から追われる防戦一方の展開となった。
ドライでのテストが出来ていなかったため走行時間を有効に消費し、タイヤの消耗や前後バランスなどを把握することに努め、データどりをすることが出来た。
Pos. | No. | Name | Gap |
---|---|---|---|
1 | 50 | 木村 偉織 | |
2 | 1 | 平良 響 | 4.183 |
DAY2
RACE 2 P6
日付は変わり、早朝にスタートしたRACE2ではQ2の結果によりP6からのスタート。
3レースで2セットのタイヤ使用しか認められていないためRACE3に向けてタイヤを温存。
そのためこのレースはポイント獲得のための6位入賞を最低限の目標とした。
スタートを失敗し1台に抜かれてしまうもののストールした車両がいたため6位を維持。
タイヤが摩耗している中、後続車を守りぬきなんとかポイントゲットの6位に滑り込んだ。タイヤ温存作戦でポイントを獲得できたのはよかったと感じる。
Pos. | No. | Name | Gap |
---|---|---|---|
1 | 50 | 木村 偉織 | |
2 | 2 | 小出 峻 | 1.690 |
┊ | ┊ | ┊ | ┊ |
6 | 1 | 平良 響 | 14.985 |
RACE 3 P2
2番手からのスタートで、新品タイヤもこのレースのために温存していたため、必勝態勢で臨んだ。
気合が入りすぎて空回りしてしまい、スタートで1台に抜かれてしまう。2周目のストレートで抜き返し2位に戻り、次はトップを追いかける。途中追いつく場面もあったが、抜ききるまでには至らなかった。
スタート後3位に落ちて1台抜かすのにタイヤを消耗 してしまったことで新品タイヤのアドバンテージをいかしきることが出来なかった。
Pos. | No. | Name | Gap |
---|---|---|---|
1 | 50 | 木村 偉織 | |
2 | 1 | 平良 響 | 2.614 |
To all my Sponsors
今回もご声援ありがとうございました。
今回の成績でシリーズ2位となりました。
満足のいく結果ではありませんが、トムスが苦手とするコースでることもあり最低限のリザルトを持ち帰れたのかなと思います。今大会でドライレインどちらでも様々なデータを持ち帰ることが出来たため、次戦以降に生かしていきたいと思います。
次戦SUGOはトムスとしても僕自身も得意としているサーキットなので、3連勝してシリーズランキングトップに躍り出ることが出来るよう精進します。