2023 MAY 27-28th FUJI 24H RACE Report Rd.2
#14 中升 ROOKIE Racing
意気込み
24時間耐久レースという大イベントであり、所属するROOKIERacingは24Hレースで総合優勝することを目標にスタートしたプロジェクトであるため、チーム全体としても非常に気合が入っていました。
このような大きなプロジェクトに関わらせていただいていることに誇りを持ち、万全の準備をして挑みました。
プロジェクト始動1年目でつかみ取った総合優勝。
DAY1
PRACTICE
水曜日から練習走行が開始し、決勝に向けてかなりたくさん走りこみました。
長時間走行を想定したセットアップなどをチーム全体でコミュニケーションをとり、セットを決めていった。走行練習だけでなく、決勝に向けたガソリン給油やタイヤ交換も行い、決勝を想定し練習を重ねた。
週末まで晴れ予報が続いていたため、初のブリヂストンタイヤに慣れるために多くの周回数を重ねていった。
QUALIFY
Aドライバーが鵜飼 龍太さん、Bドライバーが蒲生 尚弥さんで、A,Bドライバーの合算タイムが決勝グリッドになる。
ハンコックタイヤからブリヂストンタイヤに変わってから初めての予選だったため、アタックするタイミングを何周目にするかなどチーム的にも不安要素のある中での予選となったが、A,Bそれぞれのドライバーの素晴らしいアタック結果により総合2番手となり、決勝はフロントローからのスタートとなった。
Pos. | No. | Car Name | Time |
---|---|---|---|
1 | 1 | HELM MORTORSPORTS | 3’20.326 |
2 | 14 | 中升 ROOKIE Racing | 3’21.093 |
DAY2-3
RACE
チームの作戦として、長時間を考慮したタイヤ温存や燃費走行ではなく、ほぼアタック状態で走りきろうという共通認識を持って挑んだ。
平良の初スティントは7時間経過頃のおよそ22時から担当。途中一度ピットに入るが、ドライバー交代はせずもう1スティント続投するダブルスティントで合わせて3時間弱を走った。
周りよりもペースがよく、後続との差を話しながら周回を重ねていった。途中セーフティーカーのタイミングと義務である10分間のメンテナンスタイムが重ったりしたこともあり、夜中のスティントは非常にリズムよくトップで終えることが出来た。
続いては14時間経過頃の朝8時から担当。夜のスティントの時よりもタイヤカスが多く落ちていたり、路面の変化も大きく最初は少し戸惑ったりもしたがドライビングをアジャストし途中バトルをしながら自らの仕事を淡々とこなし、3時間弱のダブルスティントを終えた。
一時はトップと2周差離される場面もあったが、最後蒲生さんのスティントで2番手を走行中、かなりペースがよく終了まで残り20分のところでトップ逆転。
そのままマシンをゴールまで運び、チーム念願の24時間耐久レース制覇となった。
Pos. | No. | Car Name | Gap |
---|---|---|---|
1 | 14 | 中升 ROOKIE Racing | |
2 | 819 | GTNET MotorSports | 46.928 |
3 | 202 | KCMG | 5Laps |
To all my Sponsors
今回もご声援ありがとうございました。
僕自身は昨年も別のクラスでこの24時間耐久レースで優勝したため2連覇を達成しました。応援してくださっている皆様のおかげです。ありがとうございます。
今大会でかなり長時間走行しドライビングも上達した実感があり、耐久レース自体にも慣れてきたと思います。
たくさんの人に支えられているということが実感できたっレースでした。
感謝の気持ちを持ち、次戦以降も団結して優勝を目指していきます。