2023 JUNE 17-18th SUGO RACE Report Rd.4,5,6
#1 モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC
意気込み
前回大会のオートポリスでライバルが3連勝したため、年間チャンピオンシップを見据えて今大会で3連勝したいと考えていた。
SUGOは個人的にもチーム的にも得意とするサーキットであるので、かなり自信をもって週末を迎えた。
まさかのトラブル発生。3連勝まであと1歩届かず。
DAY1
PRACTICE
前回大会のオートポリスと同じように走り出し10分程度のみドライでの走行となり、ドライでの練習を十分にできないという状況だった。
その中でも持ち込みのセッティングを確認し、フィーリングは良く、ミスがあったものの全体2位のタイムを記録した。
雨が降り始めた後もレインタイヤでの練習を行い、セッティングとドライビング確認を行った。
木曜日の練習走行で多くの時間走行し、金曜日の練習走行も雨だったため出走せずそのまま予選を迎えることとなった。
QUALIFY
短い練習走行を基にエンジニアと相談をして、路面温度の変化などを考慮したうえでセットアップを変更した。
決勝では抜きにくいサーキットのため、非常に重要な予選とである。
Q1 P1
SUGOのコース特性上トラフィック(渋滞)が起きやすいためクリアラップをとれるように気を付けていたが、アタックラップで前の車両に引っかかってしまい、その次の周がベストタイムとなった。
Pos. | No. | Name | Car Name | Time |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | 平良 響 | モビリティ中京 TOM’S 320 | 1’14.680 |
2 | 52 | イゴール・オオムラ・フラガ | FANATEC with B-MAX | 1’14.797 |
Q2 P1
Q1とのインターバル中にセットアップを少し変更。今回こそトラフィックに気を付け、思い描いた通りにタイムを出し、トップタイムをマーク。Rd.4,5でのダブルポールとなった。
Pos. | No. | Name | Car Name | Time |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | 平良 響 | モビリティ中京 TOM’S 320 | 1’14.418 |
2 | 50 | 木村 偉織 | HFDP WITH B-MAX | 1’14.488 |
RACE 1 P1
予選日の夕方に行われた。
今シーズン初のポールポジションからのスタートで緊張していたが、スタートさえ無事に決めればそのまま優勝できると思っていた。
自分を落ち着かせ、スタートを決めた。途中セーフティーカーが入ったが、再スタート時も加速するタイミングをずらして順調にきめるとその後はレースペースがよく、後続車両を引き離していくレース展開となった。
レース終盤ではペースコントロールする余裕もあり、そのまま危なげなくトップチェッカーを受け今シーズン初優勝となった。
Pos. | No. | Name | Car Name | Gap |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | 平良 響 | モビリティ中京 TOM’S 320 | |
2 | 52 | イゴール・オオムラ・フラガ | FANATEC with B-MAX | 3.367 |
DAY2
RACE 2 P1
日付は変わり、早朝にスタートしたRACE2では路面温度がかなり変化していたためエンジニアと相談しセットアップを変更。
得意なスタートを難なく決めた。
RACE1とは変わり、後続車に追われる展開となった。
サーキットの特性上抜かれにくいため、ミスをしないように気を付けてさえいればポジション維持できると考えていた。
途中セーフティーカーが入ったが、再スタートのリズムをRACE1とは変化をつけてそのままポジションを維持してトップチェッカー。
2連勝を記録した。
Pos. | No. | Name | Car Name | Gap |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | 平良 響 | モビリティ中京 TOM’S 320 | |
2 | 50 | 木村 偉織 | HFDP WITH B-MAX | 0.764 |
RACE 3 P12
自分は中古タイヤでのスタートに対し、2番手スタートの選手は新品スタートだったため、苦しいレースになるという予想だった。
スタートは無事決めたがその後は予想通り後続車に追われるレース展開となった。
ポジションを何とか維持し、中盤以降は新品タイヤのアドバンテージも薄れていき後続車との差を引き離し始めた。
しかし残り3周のラストスパートに入ったころにギアトラブルが起きてしまい、4速から上がらなくなった。
3連勝目前で悔しいリタイアとなった。
Pos. | No. | Name | Car Name | Gap |
---|---|---|---|---|
1 | 52 | イゴール・オオムラ・フラガ | FANATEC with B-MAX | |
2 | 37 | 菅波 冬悟 | JMS RACING with B-MAX | 1.265 |
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12 | 1 | 平良 響 | モビリティ中京 TOM’S 320 | 59.803 |
To all my Sponsors
今回もご声援ありがとうございました。
今大会で3連勝をしてチャンピオンシップポイントが同点1位の状態で次戦を迎えるつもりでいましたが、残念ながら現時点で10ポイント差での2位となりました。
調子の良いまま次戦を迎えることが出来ればシリーズチャンピオンが見えてくるのではと思うのでなぜ調子が良かったのかをエンジニアと洗い出し、鈴鹿大会を迎えたいと思います。
次戦こそ3連勝目指して頑張っていきます。応援よろしくお願いいたします。